安心ガイド

不動産のご売却を考えられるご事情、スケジュールによって、ご売却方法は変わってきます。
住みかえを考え始めたら、まずは不動産のプロに相談をしてみましょう。
所有不動産がどれ位の価格で売れるか、住宅ローンが残っている物件を売るにはどうしたらよいか、また税金や手数料といった諸経費をどのくらい見込めばよいかなどについて、売主様の状況にあったご売却方法を提案してもらえます。
ご売却の際の注意点として権利関係の確認・敷地の境界の確認・ローンの借入のある場合は残金の確認・購入当時の図面や書面などの確認もしておくことが大切です。

ご所有の不動産のご売却金額の目安を知るために査定依頼をしてみましょう。
ご売却が決まっている方はもちろん、住みかえを考え始めたばかりの方も、まずは不動産会社で査定をしてみましょう。
ご売却金額の目安を知ることで、よりよい次のステップを考えることができます。

対象不動産について、売主様から直接お話をうかがうことはもとより、土地や建物の状況、周辺環境などを現地に赴き確認し、物件の使用状況や敷地の状況などを確認します。
市場動向や取引事例、希少性、売り出し事例、 各種法規、権利関係などを基に査定価格をご提示いたします。

ご売却が決まったら不動産会社にご売却を依頼するための、媒介契約を締結します。価格査定の内容、ご売却活動の内容について説明を受け、媒介契約書の内容を理解した上で契約しましょう。

媒介契約が締結すると、不動産会社は様々な販売活動を行い購入希望者を探します。また、購入希望者より問い合わせがあった場合は実際の物件を見学していただきます。

どのような営業活動を行ったか、物件に関するお問い合わせ状況などを、不動産会社は売主様に対し報告を行います。
媒介契約の種類によって、専属専任媒介の場合は1週間に1回以上、専任媒介契約の場合は2週間に1回以上と定められています。

購入希望者から「購入申込書」を受領し、価格や引渡しなどの条件について調整を行います。
契約書の内容や取り決め事項を確認し、問題がなければ売主様・買主様が署名・押印し、契約完了となります。

残代金の受領日までに、隣地との境界確認、引越しや公共料金の清算などを済ませ、買主様へ引渡せる状態にする必要があります。買い換えでご売却代金を新居の購入資金にあてる場合は、引越しと残金決済のスケジュールの上手な調整が必要です。

物件の状況を改めて確認しましょう。
代金の受領と物件（カギ）の引渡しを行い、売買契約がすべて完了します。